今年6月まで、「島根県地震被害想定員会委員」を務めていましたが、内容がまとまり、先般「島根県地震被害想定調査報告書と概要版」が出来上がりました。
当初は、今年3月末には出来上がる予定でしたが、ご存じのように「東日本大震災」が作業途中に発生し、内容についても当該地震の検証結果も取り入れることとしたため、今までになかった知見も取り入れ出来上がりました。
東日本大震災後全国でも初めての被害想定報告書が出来上がりましたので、島根県民はもとより今後策定される全国の自治体の大いなる参考になると思います。
御活用を。
このように、被害想定が完成しましたので、このままで終わってしまえば、当然ながら「被害想定はわかったがそれではどうすればよいでしょうか。」ということになります。
これからは、想定される災害に対する減災対策をどうするかが大変重要となります。
そのために、これから減災対策を引き続き行うことになりました。
現在私は総務省の「災害に強い電子自治体」の構成員として大規模地震に耐えうるITCの安定的対策を研究していますので、可能な限り反映させ、防ぐことの出来ない自然災害に対する限りなくゼロに近い被害とする「減災対策」を作りたいと考えています。
出来上がるまで今しばらくお待ちください。