今日、広島県庁で広島県の高圧ガス保安大会が開催されました。
この大会は2日間にわたって行われる大会ですが、1日目に講演を頼まれ、出かけました。
朝8時の広島行き高速バスに乗り、3時間45分かけて広島に到着し、事前準備をしてから午後2時20分から1時間20分の時間を頂きました。
私は、消防の第一歩を広島市消防局で踏み出したものですから、広島は第2の故郷のようです。
広島県庁の6階会場で話しましたが、40年前の県庁と何ら変わりがなく、昔の面影そのものでした。
しかしよく考えてみると、そのように古くなっていることを思うと、庁舎の耐震はどうかと思うところです。
防災の拠点施設は、いの一番で整備しておくことが第一であると思います。知事さん県民のためにも危機管理よろしくお願いしますね。
今日の講演は、「大切な人を守る事故防止」と題して話しました。
千葉県のコスモ石油ガスタンク爆発事故、三井化学の事故、新潟県南魚沼のトンネル爆発事故、姫路の日本触媒の事故等々大規模災害事例を元になぜ事故が起こったのかを検証し、今後の事故防止を話しました。
労働災害事故防止の基本は、「一日の終わりには大切な人があなたを待っている。」に尽きると思います。
元気な姿で、「ただいま」と言って帰ることが結果事故を起こさないことにつながるのです。
そのためには日頃から何を心がけ、何をしなければならないか。このことを私なりにお話をさせていただきました。
今日講演を聞かれた皆様は、少なくとも労働災害事故には遭遇しないと信じています。
どこにでも出かけて行きますので、気軽に要請してください。フットワークよく飛んで行きますよ。
どうか事故のない仕事場を是非作り上げて下さい。
広島県庁の香原様大変お疲れさまでした。
行政としての役割大変でしょうが、無事故を目指して頑張ってください。