3月30日、島根県は松江市の八雲町で、行政の複合施設がオープンし、そのこけら落としとして「なごやかバラエティー笑」と言うイベントが開催されました。
私も、何故か実行委員に入り、舞台関係を担当することになり、数ヶ月前から「最高のステージ」にしようと準備を進めてきました。
今回は、チアリーディングの演技、劇団あしぶえさんの即興劇、歌謡ショーと行い、ゲストは「阿部兄弟による津軽三味線ショー」をご覧いただきました。
まじかに見る津軽三味線の演奏。
津軽三味線と言えばテクニックの最高峰と言われている三味線を代表する演奏ですね。
正直、津軽三味線の阿部兄弟はしりませんでした。
しかし、阿部兄弟の人柄を知るある出来事がありました。
電話連絡等で準備を進める中、会場入りが当日の本番1時間前と言うスケジュールでしたが、音合わせ、場ミリ等主催者としては、十分な準備をしたいと思っていました。
そこで、飛行機の便をもう一便早い便に替えてほしかったので、その旨連絡したところ、快く変更していただいたんです。
一般的には、ゲストの時間に合わせ主催者側が調整するのが普通ですが、なんて融通のきくタレントさんだろうと思ったところでした。
ところが、一便早くしていただいたのが結果的には良かったのかな?と思ったところでしたが、実は、出雲空港が濃霧のため上空まで来たものの、なかなか降りることが出来なかったのです。
予定より約1時間遅れて無事に空港へ到着できた時には、ホッとしました。
すぐに会場に来ていただき、初めてお会いした時、すごく控えめで優しく、思っていた通り、まず人柄の良さが見てとれました。
着くやいな、すぐにリハーサルをお願いします。と言ったら、「分かりました。すぐに準備していきます。」と・・・・。
なんて素直な芸人さんだろうと思ったところです。
演奏は、しょっぱなに、パンチの利いた音から入り、超満員の観客からはため息が出るほどでした。
演奏は、勿論申し分のない(大変失礼しました。)利かせる演奏でしたが、それにもましてステージを釘づけにしたのはトークでした。
お兄さんの「金三郎」さんのトークが絶妙で、20代の若者にこんなトークが出来るのかと思ったところです。
演奏よし、トークよし。正に見て聞いて楽しめる「阿部兄弟の津軽三味線」でした。
皆様の所でも一度企画されてご覧になってみては如何でしょうか。防災危機管理アドバイザーという堅い仕事の私が言うのですから保証します。
いや~感激しました。またお会いしたいですね。