» 2012 » 5月のブログ記事

日本中が世紀の天体ショー「金冠日食」を一目見ようと悲喜こもごもでした。

私も、どうせ天気も悪いしこの目で見ることはできないとあきらめていました。

しかし、今朝目が覚めてみると、意外や意外、天気が良いのでした。これなら実際に見ることが出来るかも?

と思ったものの、見る道具がなく、色々手を尽くし探しましたが適当なものがありません。

サングラスを二重にしてみたり、黒のごみ袋を使ったり、手当たり次第に黒い物なら何でもと試しました。

やはり、「泥棒をつかまえてから縄をなう」ようでは所詮ダメでした。準備はもっと前からしておくべきでしたね。

あきらめていたその時でした。目の前に農業用の黒の「マルチシート」があったのでした。これなら見ることが出来るかも・・・。

すぐに少し切って、3枚に重ねて見たところ、「バッチリ」でした。リングとまではいきませんでしたが、なんだか良いことがあるように思えたのでした。

家内は、手を合わせて何か願い事をしていました。

今年は、年明けから立て続けに災害が多発しています。「金冠日食」が今年の運命をどのように左右するのでしょうか。

中小企業の方々を中心に、より優秀な人材育成をするため、国の制度として取り組まれている事業です。

今回も熱心に聴いていただきましたね。やはり受講者の方が真剣に聴いて下さると、自然とこちらも熱が入ります。

ところが今回は、私の方で、口の中を5~6針縫って間がなかったため、はたして3時間しゃべれるかが一番心配でした。

受講者の方へは、出血した時点で講義は終了します。と言って始めたのです。

皆さんは、いつ出血するか心配していただき、結局眠る人もいなく、充実した講義になったというわけです。

講師は、如何に自分の話を聞いていただくかと言うところが一番の考えどこですので、皆さんも、あらゆるものを使った手法を考えてみては如何でしょうか。

またもやホテル火災で犠牲者が出ました。

現職の時、火災により何人もの犠牲者に出会いました。犠牲になられる方は決まってまず煙にまかれるのです。

火災の煙を吸うと、煙の中の一酸化炭素により、延髄にある中枢機能が麻痺し、運動機能が失われます。

自分では動こうと思っても体が思うように動いてくれません。そして次第に炎に飲み込まれてしまうのです。

自分の家でも火災による死者は後を絶ちません。慣れ親しんだ自分の家でも火災による死者が発生するのです。ましてや様子のわからない旅館、ホテルではなおさらです。危機管理は常に安全の中に身を置くことです。有事の際の逃げ道を必ず確保しておくことが第一です。

今回もそうですが、犠牲者が出ると、消防設備の問題、建物構造の問題等所有者の責任が問われます。勿論法律違反があれば改善の義務は所有者・管理者にあるのですが、勿論不可抗力はあるものの、人に頼るのではなく、元来自分の身は自分で守らなければなりません。「安全は与えられるものではなく、自らが作りだすものである。」

自分が宿泊しているホテルが火災になるなど誰も思うはずがありません。しかし火災は必ずどこかで発生するのです。それがもし自分の宿泊しているホテルであったらどうしますか。「大丈夫だろう」では済まされませんよ。

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