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久しぶりの雨が降りました。この6月、梅雨入りからの雨の予想をしていましたが、残念ながら始めて100%外れました。

6月中は、まとまった雨は降らないでしょう。7月に入れば大気が不安定になるので雨が降りやすくなります。と言っていました。

しかし台風の影響まで予想できず、まとまった雨になりました。

この台風は上陸せず、いずれ消滅するとみていますが、湿った空気をかなり持ってきましたので、今後近畿から関東、東北に掛けては注意が必要です。

一方台風5号が発生しそうですね。この台風は、台湾から北へ進むとみていますので、日本へはまず大丈夫ではないかと思っています。

いずれにせよ、まだまだ沖縄以外は梅雨真っただ中です。

雨が降り始めたら十分な警戒が必要です。素早く情報を取り入れ、早め早めの対応をお願いします。

島根県地方は5月27日に梅雨に入りました。

例年より10日以上も早く入ったものですから、今年の梅雨は一体どうなることかと心配していました。

私の予想では、今年の梅雨は、空梅雨で、5月中旬までは肌寒い日が続きますが、下旬にかけては夏日のような暑い日が続くと予想しました。

一方で、梅雨に関しては、6月末までは、まとまった雨は期待できないでしょうと予測したところです。

しかし、14日夜半から雨になり、15日午後まで久しぶりの雨が降りました。一瞬予想が外れた・・・・と思ったところですが、畑等は若干湿り気が出来た程度で思ったような雨量ではありませんでした。

今週からは又いつもの天気が続きますが、7月に入ると大気が不安定になり雨の降る日が来ると予想しています。梅雨明けは、7月20日前後とみています。

一番心配なのは、梅雨明け前の大雨ですが、今の所、例年のような梅雨前線が発生していなく、前線を押し上げての集中豪雨はあまり期待できません。

しかし、梅雨末期は雨を予想してください。一番危険なのは、一旦雨が降るとゲリラ豪雨が発生する危険性が非常に高いと言うことです。

皆さんご注意を!

いよいよ25年度に入りましたね。

防災・危機管理の仕事を始めて3年目を迎えました。

この仕事は、需要がそんなにないと思っていましたが、毎年のように講演依頼があり、やはり近年の大規模災害多発の現実に、如何に身を守るかを皆さんが真剣にとらえなければならくなったことでしょうか。

早速今月5日に江津市で、職業人の方を対象に3時間話しました。

19日には斐川町で同じく産業人の方を対象に講演しましたが、いずれの会場も150人上回る受講者でした。

この事業は、昨年度までは産業人を育成する国の事業でしたが、前年3月末を持って終了しました。

しかし、企業からは是非継続してほしいとの要望が出され、今月と来月の2ヶ月間は、引き続きセミナーが開催されることとなったようです。(仕組みを変えて)

私の場合は、益田、浜田、出雲、松江、東出雲、安来の会場をぐるぐると回っていましたが、先月末で終わりとのことで、どの会場でも「皆さんにお話しできるのは、これが最後です。」と言って話しましたが、年度が変わっても依頼されたので「またお会いしましたね。」と言った話になりました。

江津の会場では、始めての方ばかりでしたが、斐川の会場では、8割から9割の方が私の話を聞いた方ばかりで、話しやすいやら、ネタがないやらで、受講者の方も退屈したんだろうなと思っていました。

しかし、アンケートを読ませていただいたところ、皆さんに好評だったようで、特に「いつ聴いても面白い話で退屈しない。」と言ったコメントを頂き、話冥利尽きると思ったところでした。

この調子で、次回からも新しいネタを皆さんに聴かせてあげようかと息巻いていますが、どうもこのところで終了しそうな状況です。

せっかく楽しみにしていただいた皆様ですが、次回あるかどうか分かりません。悪しからず。

まあ、いつかまたお会いする日もあると思いますよ。

今まで大変為になる話をしてきましたので、どうか日々の生活、仕事に役立てて下さい。

”自然災害は避けることは出来ない!しかし、人間は助かる知恵を持っている。” S・H

なかなか忙しくてブログの更新が出来ませんでした。

昨年から今年にかけての雪害を予測していましたが、一部外れたことをお詫びします。

山陰から北海道に掛けて2年連続の豪雪説を出していましたが、結果寒気団があまりにも北寄りに南下したため、北日本から北海道に掛けて大変な雪となりました。

山陰方面の方は、良い意味で外れましたのでご勘弁ください。しかし、厳しい寒さは覚悟してくださいと言っていましたが、これについては当たってしまいました。

寒気が去れば、南からの温かい風が入ってきますので、あっという間に春本番を迎えました。

桜も2週間程度早いのではないかと思っています。入学式の時に桜が満開で残っていればよいのですが。・・・・・。

さて、日本経済も上昇機運であり、本当に喜ばしいと思っていますが、大規模災害の足音がひたひたと来ている感じがしてなりません。

春の陽気に誘われ、浮かれることも大切ですが、心の危機管理だけはインターロックとして置いてください。

平成25年の輝かしい新春を迎え、皆様にお慶びを申し上げます。

昨年は、防災・危機管理について多方面から講演要請いただき、誠にありがとうございました。

世相を反映してか、防災の機運が高まり、多くの方に身を守るすべをお話しできたことは、一人でも多くの命が救えたと思っているところです。

東日本大震災から間もなく2年がやってまいります。

これほどまでにも復興が遅くなるとは夢にもなかったことです。今年こそジェット機並みの速さで先が見えるようになっていただきたと思っています。

しかし、あの未曾有宇の大地震は今後4年~5年以内に再度発生する大規模地震の恐怖をも含んでいることを決して忘れてはなりません。

今年も各地で防災・危機管理の講演をすることで、「いざ!」と言う時の備えを普及したいと考えています。

誰もが「安心して安全に」住める生活環境を、微力ながら作り上げる考えでいますので、なんなりとでもおっしゃっていただきたいと思います。

今年も、ブログ、防災コラムをどうぞ楽しみにしていてください。

それでは今年一年がに皆様にとって良き年になりますようお祈り申し上げます。

松江市の視覚障害者を対象とした防災講演を初めて行いました。

会場には沢山の視覚障害者の方が集まられ、今までの講演会場とは雰囲気が全く違っていました。

一般の会場では講師の方を見て一生懸命メモを取られたりしていますが、視覚障害者の方は耳を講師の方へ向けていらっしゃいます。

一生懸命聞こうとされる姿は、健常者よりはるかに真剣にとらえられていることを感じました。

今回話した内容は、今地球規模で何が起こっているのか、これから何が起きようとしているのか、を具体的にはなし、何を心がけなければならないかを知っていただくのが一番の目的でした。

そこで、阪神大震災時の視覚障害者の被災状況、東日本大震災の視覚障害者の被災状況を話、その問題点を解決するため何をしなければならないかを話しました。

話しているうちに、自分自身が、色々な障害者の方がいる中で、「災害時には目が見えない人が最も大変な思いをしているんだ」と改めて感じていました。

目が見えるありがたさ、何気ない当たり前の生活がこんなにも大切なものかという気持ちでいっぱいでした。

防災の基本理念である「自分の命は自分で守る」、この言葉は当然のことなのですが、したくてもできない人たちがいるんです。そのためにもいざという時に社会全体で障害者の方を守ってあげなければなりません。

今回の講演で、自分は講師であるにもかかわらず、障害者の方の訴えている姿がひしひしと伝わってきました。

このような気持ちは実は初めてでした。改めて隣近所、その地域、行政のきめ細かい対策をしっかりと取らなければならないと感じたところでした。

逆に教えられた講演会でした。要請いただいた三輪さんありがとうございました。

せっかくここに思いを書きましたが、視覚障害者の方は読むことが出来ません。点字もありません。このブログを開いていただいた方は是非目の不自由な方に読んで聞かせてあげて下さい。よろしくお願いします。

私が初めて消防大学へ入校したのが、昭和61年。あれから早いもので26年が過ぎました。

以前は3年に1回のペースで全国各地で同期会を開催していましたが、歳を重ねるごとに早くしないと皆死んでしまうとのことから2年に1回になりました。

本来なら昨年開催の予定でしたが、あの大規模地震により1年延期となったのです。

実は、これをきっかけに長年続いた同期会も終わりを告げるのかと思ったところでした。しかし、やはり責任感の強い者の集まりであった我々同期!1年遅れてでも開催が決定しました。

今回は関東が当番でしたので、千葉県の富津市出身の富田さんが幹事で、北は岩手県、南は佐賀県から同期が集まりました。

しかし、何で師走になっての開催なんだよ~この忙しい時にと思った者も少なからずいたんではないでしょうか?幹事さん・・・・。

さて、我々は、消防大学で何を学んだか?実はレスキュー部隊だったのです。当時は日本を代表するレスキュー隊員の集まりでした。

あれから26年!今や見る影もなく、髪は薄く、腹は出、これが当時の精鋭?と疑いたくなるようなメンバーでした。

しかし、話をすれば流石第一線のレスキューの考え方になってくるのでした。

今回集まったのは15人、当時の救助科は44人でした。残念ながら亡くなった同期もいますが、15人集まったと言っても殆どが家内同伴です。

これほど長く続いている同期会もそんなにないと思っています。

話はもっぱら学校時代のつらい訓練ではなく、エピソードばかり。中には、「俺は勉強しに行ったんではない。友達を作るために行ったんだ。」と まじめに話すものも。

なにはともあれ結束力は流石消防レスキュー!!!!

今回の集まりでは、東日本大震災の当時の様子、現在の状態がそれぞれ手に取るように分かり、総じて言えるのは、今だ復興の兆しがはっきり見えないことでした。

国の責任は大変大きいと思います。しっかりしろ政府よ!と言いたい気持ちです。

次回は2年後、九州で開催されます。この2年間の間に、必ず大きな災害が発生すると思っています。不謹慎かもしれません。しかし現実です。誰もがしっかりと現実を見据えて生活することが今求められている最も重要な考え方なのです。

さあ皆さん2年後元気でお会いしましょう。

暦の上では冬に突入しました。

1年が本当に早いですね。これからが本格的な冬になりますが、東日本大震災で被災され避難所生活をなさっている方は2度目の冬を迎えられます。

早く生活しやすい環境を作ってあげることが今一番に求められていることと思っています。ガンバレ東日本!(東日本大震災 松江・島根支援協議会)

さて今回は「ブログのつぶやき」を書いてみました。

誰も様々な人生を送っていらっしゃいますよね。人生とは「楽しいこと、つらいこと、苦しいこと」、このトライアングルなんですね。でもこの中で楽しいことはほんの少しだけではないでしょうか。

でもこの「楽しみ」があるからつらく苦しいことも乗り切れるんです。

よく聞かれる言葉に、「いいことなんか一つもない。」とよく言われています。人間は唯一感情を言葉で表現できる動物です。この言葉一つで人生大きく変わるものです。

誰しも暗い人生より明るい人生を求めていると思います。であれば、明るく楽しい人生を自分で作り上げればよいと思いませんか。

考えを楽天的に持ってゆく。こう言えば、殆どの方は「そんな簡単なことではない!」とおっしゃると思います。

一寸の光明という言葉があります。どんな苦境の中でも光は必ずあります。それを苦しんでいる方は自ら閉ざしてしまっているんです。

その一寸の光明が正に「いい方へいい方へ物事を考える」ことなのです。必ず道は開けます。

「捨てる神があれば拾う神がある。」私はこの言葉が大好きです。捨てられるばかりではない、必ず拾ってくれる神様がいると言うことなのです。

今、もし悩んでいる方がこのブログを呼んで下さったなら、必ず良いことが来ると信じています。

松江市八雲町で、国道及び主要地方道、農道の整備促進協議会合同研修会が開催されました。

島根県県土整備事務所及び松江市建設部の幹部以下担当者15名による今後の道路整備についての基本方針等々説明がありました。

国家財政が厳しい中で、道路整備等にかかる公共事業は削減されている現状で優先順を付けながら実施する基本計画の説明があり、現在建設中の道路及び今後の予定も含め鋭意努力をするとのことでした。

防災・危機管理の立場から申し上げますと、役所からの説明は、国、県、市町村とも同じパターンでの説明が殆どです。常に使われる言葉と言えば、「市民の皆さんのご希望に沿うよう努力をしていますが、限られた財源の中ではなかなか厳しいのが現状です。

今後とも上部機関へ要望しつつ努力をしてまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。」如何ですか、よく聞かれる言葉とは思いませんか。

私も大きなことは言えませんが、少なくとも現職の時は、あいまいな表現は極力使わないように心がけていました。説得力ある言葉を使う、また使える人材を育成する。これが正に公務員改革の一つです。

説得力ある説明とは、すなわち「目的なくして方法論なし。」なのです。予算が厳しい、財源がないは方法論に過ぎません。

このように申し上げれば、「ないものはない!予算は限られているから一方的には使えない。」と言い返されます。バランスシート?を引き合いに・・・。こんなことは分かり切っています。

このような現状の中で、首長はしっかりとした時代の背景を見誤らない目的を示さなければならないのです。(当たり前のことが当たり前に出来ない錯覚が起きています)

東日本大震災の教訓から、「災害に強い国」が施策のトップになりました。更に、ここ数年の間に、再度東日本に震度7クラスの地震の発生が予測されています。(歴史から学べ!)

また一方では、東海・東南海・南海3連動地震、首都直下型地震等々と言った大規模地震が目の前に控えています。

今一番大切なことは、国民を守る避難体制です。その第一は道路網の整備です。建物の耐震性は必要ではありますが、絶対的安心の担保にはなりません。

いざという時の逃げ道こそが今最重要課題ととらえるべきです。

島根県に目を向けてみますと、主要幹線道路1本が殆どです。最低3本必要です。(東日本大震災の教訓から)私のホームページの提言にも書いていますが、ビーバイシー1以上、これを防災道路に適用していては絶対にできません。

私も以前は、対費用効果で、一日に数台しか通らない道路は税金の無駄使いと考えていました。しかし、防災道路を考えると、いざという時の避難階段です。各都道府県に3本の防災道路建設を考えることが喫緊の課題といえます。

今回はかなり手厳しく書きました。役所的考えでない防災専門の仕事に付き、改めて住民の安全対策の重要性を発想の転換から考えなければならないと痛感しています。

これからも安全への提言をあらゆる角度から行います。どうか楽しみにしていてください。

今日、広島県庁で広島県の高圧ガス保安大会が開催されました。

この大会は2日間にわたって行われる大会ですが、1日目に講演を頼まれ、出かけました。

朝8時の広島行き高速バスに乗り、3時間45分かけて広島に到着し、事前準備をしてから午後2時20分から1時間20分の時間を頂きました。

私は、消防の第一歩を広島市消防局で踏み出したものですから、広島は第2の故郷のようです。

広島県庁の6階会場で話しましたが、40年前の県庁と何ら変わりがなく、昔の面影そのものでした。

しかしよく考えてみると、そのように古くなっていることを思うと、庁舎の耐震はどうかと思うところです。

防災の拠点施設は、いの一番で整備しておくことが第一であると思います。知事さん県民のためにも危機管理よろしくお願いしますね。

今日の講演は、「大切な人を守る事故防止」と題して話しました。

千葉県のコスモ石油ガスタンク爆発事故、三井化学の事故、新潟県南魚沼のトンネル爆発事故、姫路の日本触媒の事故等々大規模災害事例を元になぜ事故が起こったのかを検証し、今後の事故防止を話しました。

労働災害事故防止の基本は、「一日の終わりには大切な人があなたを待っている。」に尽きると思います。

元気な姿で、「ただいま」と言って帰ることが結果事故を起こさないことにつながるのです。

そのためには日頃から何を心がけ、何をしなければならないか。このことを私なりにお話をさせていただきました。

今日講演を聞かれた皆様は、少なくとも労働災害事故には遭遇しないと信じています。

どこにでも出かけて行きますので、気軽に要請してください。フットワークよく飛んで行きますよ。

どうか事故のない仕事場を是非作り上げて下さい。

広島県庁の香原様大変お疲れさまでした。

行政としての役割大変でしょうが、無事故を目指して頑張ってください。

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