大田市の久手町と言えば、出雲から大田市に入って二つ目の町で、日本海に面しており、災害の中でも津波被害を心配されている地域です。

昔から、出雲から大田市までの地域を覚えるには、「波根(はね)ー久手(くて)ー大田(おおだ)」の順になっていますが、呼び名を覚えやすいように、「はねくっておおだ」とも呼ばれています。

何だか、跳ねっているうち大田に着く、と言ったように、出雲市から大田市までは以外と近いんですね。

今日は、久手まちづくりセンターに地域の方が30名以上参加され、災害に対する考えを学ばれました。

嬉しかったのは、元仕事の関係でお世話になった方に何十年ぶりに元気な姿でお会いし、元気なればこそ再会が果たせるとつくづく感じていました。

話の最初に、私から、今年も全国どこかで大きな災害が発生すると思いますか?と質問しました。

手が挙がったのがわずか4名で、殆どの方は平穏な1年になるだろうと思っていらっしゃると言うことでした。

私としては、何と平和な地区だろうと思ったところでしたね。

しかし、話が始まると皆さんの眼つきが変わり、1時間半の講演時間、瞬きもせずに(ちょっとオーバーでした。)熱心に聞いていただきました。

お話しが終わった時には、皆さんから口々に、「私たちはいったいどこへ避難したらいいの?」とか「どうやって避難しようか。」「だから地域で話し会ってどうするか決めんといかんじゃないか。」との会話が始まりました。

私としては、この言葉、このような考えになってほしかったのでした。

今までに、頼まれて話した地区でも、最後にこの様な会話が出たところは殆どありませんでした。

いや~ほんとに話した甲斐があったと思いました。出来ればこの雰囲気が続いてほしいですね久手地区の皆さん。

どうか、真に安心して住める町を作って下さい。

今日のきっかけづくりを作って下さった市役所の「園山さん」お疲れさまでした。これからもサポートお願いいたします。

講演風景

 

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