株式会社日本綜合経営協会さんからの依頼を受け、去る6月4日横浜市にある相鉄文化会館で「相鉄グループ」の皆さん対象に「企業における防災管理」と題して講演しました。
相鉄と言えば、大正時代「相模鉄道」を操業、横浜市と湘南とを結ぶ重要な鉄道として今日まで交通の要所として経営されてきています。
以前から名前は聞いていたのですが、今回の講演依頼で、多少詳しく知っておきたいと思い事前調査をしましたが、相鉄本線の総延長が約40km弱と書かれており、そんな短くはないだろうと色々調べてみました。
しかし、いずれの資料にも同じように書かれており、逆にどのような鉄道であるか興味を誘われ現地に赴きました。
私も初めての所でしたので、前日に現地入りし、あらかじめ下見をしようと電話をして場所を聞いたところ、電話に出られた女性(Tさん)が、「駅までいらしたら迎えに行きますので。」と言われ、この会社の姿勢がうかがわれ、かなりレベルの高い会社であると感じました。
流石に、下見にわざわざ出迎えは気が引けましたので断り、案内通り「緑園都市駅」で下車し、会場である「相鉄文化会館」に到着することが出来ました。
駅で降りて歩いていると、出会う人殆どが若い女性ばかりで、この緑園都市は女性を中心にした街なのかと思ったくらいです。
しかし、女性が多いのもそのはず、近くに「フェリス女学院大学」があったので納得しました。
周りの景色は、新緑に包まれた閑静な高級住宅街と言った感じで、横浜に住むならここが一番だ!と思ったくらい環境のとても良いところでした。
この都市も「相鉄グループ」が山を切り開いて作られたと聞き、当社の偉大さに改めて驚きと感動したところです。
講演当日、会場の外で出迎えを受け、会場内では担当の社員の方それぞれ、態度、接客、言葉使い等が徹底されているのを目の当たりにし、今日お話しする内容は、この会社には必要ないのではと思ったほどでした。
と言いますのも、講演内容は、「気配りが安全管理・危機管理」につながるというお話しをする予定でした。
話の中で、会社の優劣をみるには、会社に足を一歩踏み入れた時の相手方の対応で全てが分かる。と言うことが話の柱でした。
更には、社長さんが挨拶に来られましたが、この社長さんを見て「なるほど」と確信したところでした。あの若さで・・・・。
講演に入ると駅長さん・助役さん他と言った各部署のリーダーの方中心に約100人の方が、本当に食い入るように話を聞いていただいたことに感謝申し上げます。
きっと、新聞をにぎわせるような事故・事件は起きない会社であると確信していますので、「勝って兜の緒を締めよ!」の心で会社の発展にまい進されますようお祈り申し上げます。
またの機会でお会いできれば幸いです。
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