今日は、島根県安来市で、産業人の方対象に「消防人生」と言うタイトルで講義しました。

このセミナーは、西は益田市に始まり、出雲・松江・東出雲・安来と受け持ていますが、どの会場も30人から130人、多い時では200人近くの受講者対象に講義をしています。

しかし今日は何と受講生5人でした。

ほとんどマンツーマン?それとも複式学級の気分でしたね。

主催者側からは、今日は少なくて申し訳ありません。張り合いがないとは思いますがよろしくお願いします。と言われたのですが、良く考えてみると、このセミナーは中小企業の社員の方を対象とした、雇用継続のセミナーですので、仕事をしたくても仕事が少ない企業にとって社員を守るため、国の事業で行われているものです。

従って、受講者が少ないということは、会社が忙しいことのほかにならないのです。(ありがたいことなのです。)

私のモットーは、一人であろうと300人であろうと「気を抜かない」と言うのがとり得です。?

今日も5人の方の顔を見ながら話しました。

講義内容は、42年間の消防人生の話を終え、最後に、このように長く、しかも24時間365日休む暇もなく拘束されてきた人生を終えれば、第2の人生は楽しく又優雅?に過ごしたいと思うのが普通ではないでしょうか。しかし再び同じような仕事を選んだ訳はどこにあるのでしょう。と言って、結論は、「やはりしゃべりたかったのでしょうね。」で終了のゴングでした。

今度は今月23日に松江会場で講義します。

タイトルと話の筋は今日と同じですが、内容は少し変えて話そうと思っています。

そりゃあ、そうしないと、一言一句同じは話は、しゃべる方も疲れますが、何より主催者の方が全く同じ話を聞くことはつまらないと思っています。

受講者は違いますから同じ話をしても関係ないと言えば関係ないのですが、私のポリシーにあわないものですから。

安来での講演終了後、松江市に本社がある、「㈱アイ・コミュニケーション」へ行き、災害時の安否情報システムをはじめとする、各種緊急時連絡情報等々が、あらゆる媒体(テレビ、パソコン、タブレット、スマホ等)を使って情報発信できるシステムを聞きに行きました。

今までにない、行政、民間企業に係わらず、情報提供及び安否確認が出来るシステムがきわめて安価で開発がなされたことは、これからの災害対応には欠かせないものになると感じました。

詳しくは、直接会社へ問い合わせてみて下さい。松江発のプログラミング言語 「ルビー」に次ぐ、画期的情報提供システムが松江市で誕生したことに大変興味を持っているところです。

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